心の病の患者にも意見を述べる権利はある

心の病の患者は日頃人格を否定されるような偏見や差別に会うことがままあるが、基本的に国際法および国内法で表現の自由や言論の自由、思想信条の自由等は保障されているので、公共の福祉または誹謗中傷に当たらない限り、インターネット上での発言は保障されている。制限されているとはどこにも書かれていないので。

具体的な法律名を挙げると、国内法は日本国憲法、障害者基本法、障害者差別禁止法、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等で基本的人権は保障されているし、国際法では国際人権規約、障害者権利条約にきっちりと表現の自由や通信の自由を含めた基本的人権が明記されているので、社会的に憚られる人がいるかと思うが、僕は意見を述べ続けようと思う。サカナクションの山口一郎さんだけが患者として発言がOKというわけでもない。

それから、病名をネット上で明記する患者が多いと思うが、僕は患者という立場を明らかにした上で言説を書き綴る立場なので心の病であることは記載しているが、病名自体は明らかにしていない。人それぞれ同じ病名でも症状や治り具合、薬の効き具合に回復の有無は全く違うので病名だけでその人の病状を判断できないのは身体の病気と同じことだ。

話が脇にそれたが、心の病の患者でも法的には基本的人権は保障されているので、適切に表現の自由もしくは言論の自由を行使していきたいと考えている。

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